交通ルート

盤山:京東第一の山、奇松怪石と乾隆帝の行宮

· #天津#蓟州#盘山#自然风光#京东第一山

盤山は天津・薊州の北西約12キロ、燕山の南縁にあり「京東第一の山」と呼ばれる。面積約106平方キロ、主峰の掛月峰は標高864メートル。花崗岩の山体が長い歳月で風蚀され、さまざまな峰を作った。その名は「奇松・怪石・清泉・古寺」の四絶と、清の乾隆帝の三十二度の登頂にある。帝は「盤山を知っていれば、なぜ江南へ下ることがあろうか」と嘆いた(民間伝承)。いまは国家級風景名勝区、5A級観光地だ。

盤山の山門と掛月峰遠望

三盤の構成、松・石・水それぞれに秀でる

盤山は全体に「三盤」がくばる。上盤は松、中盤は石、下盤は水だ。入山の第一駅は下盤の入勝区。入口の「入勝」石牌楼は清の書家の題字で、流れをたどると「三盤暮雨」——雨後に山肌が雲霧に包まれ滝が落ちる奇景——があり、漱峡の滝は落差約15メートルで夏は水勢、冬は氷瀑となる。下盤の核心・天成寺は唐建て明重修の全山で最も完存した建造物群で、境内の千年柏は龍のように曲がり「盤山第一の柏」と呼ばれる。寺西の古仏舎利塔は遼の八角十三層の密檐式煉瓦塔、高さ22メートルあまりで、山でもっとも古い建物の一つ。

天成寺と千年柏

中盤は石に勝る。道の急なところに将軍石、懸空石、喝断石などの怪石が重なり、それぞれ民話が付く。万松寺はもと李靖庵で、唐の名将李靖が住んだとされ、寺周の古松の間に「鳳翹松」は樹齢約800年、枝が鳳の翼のようだ。さらに上の南天門は掛月峰頂への通り道で、門額の「南天門」は乾隆帝の御筆。門を抜けると中下盤の全景が開ける。

中盤の怪石と万松寺

上盤の古寺と行宮跡

上盤は松で知られ、標高600メートル以上の古松は雄々しく、雲海がおりることも多い。掛月峰南麓の雲罩寺は唐創建で雲の中に建つ名に由来し、全山で位階最高の仏寺だ。頂上は平らで定光仏舎利塔があり、東に日の出、南に平原、北に長城を望む。峰北麓の静寄山荘は乾隆9年築の行宮で、約4万平方メートル、かつては殿舎百あまり。いまは基礎と石組だけだが、清の皇家園林を知る重要な遺跡——帝の三十二度の登頂はたいていここに滞在した。

掛月峰と雲罩寺

自然と人文の交わり

盤山の妙は、人文と自然が決して反発しない点だ。花崗岩が風蚀で将軍石や懸空石を作り、松は絶壁に生え、迎客松は高さ約15メートルで一方に枝を伸ばす。岩間の泉が三盤暮雨、漱峡、龍潭を涼しい水の線でつなぐ。歴史をたどれば唐以来の北辺仏教の拠点で全盛時は寺72、明の地理学者徐霞客が遊記に地形を詳しく記し、清の画家石涛が「盤山図」を描いた。抗戦時は盤山が冀東根拠地の一部となり、山にいまも遺跡が残る。

盤山の清泉と松涛

実用情報

  • 開園時間:旺季(4–10月)8:00–17:00、淡季(11–3月)8:30–16:30。
  • 入場料:旺季78元、淡季58元。
  • アクセス:北京から京平高速、天津から津薊高速で薊州へ、その後盤山方面。あるいは天津駅から津薊鉄道で薊州駅へ乗り継ぎ観光専用バス。
  • ルート:入勝牌楼 → 天成寺 → 万松寺(南天門)→ 雲罩寺 → 掛月峰、徒歩約4–5時間。ロープウェイ(片道60元)も可。
  • ベストシーズン:春の花、秋の紅葉、夏の滝、冬の雪。

盤山の秋色

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