交通ルート

トルファン火焰山:西遊記に棲む焔の伝説

· #吐鲁番火焰山#吐鲁番#火焰山#西游记#新疆

火洲に横たわる赤い尾根

トルファン市街から北東へ10キロ、地平線に突然赭(しゃ)がね色の岩尾根が立ち上がる。これが火焰山だ。盆地の北縁に東西に連なり、長さ98キロ、幅9キロ、太陽に焼き透かされた壁のよう。主峰は標高831.7メートル、比高約500メートルで、灰黄色のゴビの中でひときわ目を引く。あまりに紅く蒸し暑いため、地元は『西遊記』の「八百里の炎」のモデルとされている。

主峰と赤い山体

昔の物語にあったあの火

呉承恩が火焰山を書いたとき、鉄扇姫(てつせんき)の芭蕉扇(ばしょうせん)で八百里の火を消すように描いた。噂は作り話だが、トルファンのこの紅山は実在するので、人々は小説と地名を結びつけた。景区はそのネタを活かし、西遊記の文化回廊を設け、天宮大乱や芭蕉扇三借りの場面を道端に描く。子連れの家族に人気で、歩きながら取経の仲間を探す。

西遊記の文化回廊の壁画

赤さの正体

山の赤さは塗られたものではない。1億4000万年前から6500万年前、トルファンは内陸の大湖で、湖底に赤い砂岩と泥岩を何キロも堆積させた。のちヒマラヤ造山運動が地層を向斜山に折り重ね、乾ききった盆地が岩中の鉄やマグネシウムを高温で酸化させ、赭(しゃ)色に焼いた。山の前に立てば、堆積の縞が地質の歴史の頁(ページ)のように読める。

赤い砂岩の堆積層理

地表82度の火洲

火焰山で有名なのは景ではなく熱だ。年降水量は16ミリ未満なのに蒸発量は3000ミリを超え、夏の気温は47度を軽く超え、地表面は最高82.3度を記録した。「火洲」の異名はこのため。正午の石は足の裏を焼くので、見学は明け方か夕暮れが良い。そのとき赤い光が斜めに差し、山は本当に燃えているように見える。

烈日の下の火焰山の地表

回廊、地宮、そして近くの故城

中核エリアは主峰の麓。西遊記の文化回廊のほか、地宮博物館があり、シルクロードと火洲の来歴を集める。北側の峡谷へ入るとベゼクリク千仏洞の石窟群に出る。これは全国重点文物保護単位。さらに北東へ少し行けば高昌故城の遺跡もあり、時間があれば一つの線に繋げ、一日で紅山と崩れした壁を見尽くせる。

地宮博物館の展示

トルファンからどう来るか

火焰山は市街に近い。自家用車ならG312を東へ10キロ、そばを通るG30連霍高速も使える。車を避けるなら、市街から観光専用バスが10元で30分ごとに出る。飛行機ならトルファン交河空港(景区から約20キロ)、列車ならトルファン北駅から乗り継ぎ約15キロ。景区は基本的に平たんであちこち回って一、二時間。

入口と駐車エリア

火焰山は登る山ではなく、熱波を隔てて遠望する山だ。トルファンの乾き、紅、熱を一つの力にねじり、一目で記憶に残る。多くの通りすがりは半時間しか止まらぬが、やはり「この地は評判どおり」と言う。

実用情報

  • 開放時間:旺季8:00–20:00、淡季9:00–18:00
  • 料金:旺季40元、淡季20元。60歳以上半額、1.2メートル以下無料
  • アクセス:トルファン交河空港約20キロ、北駅約15キロ。G312を東へ10キロ、または観光専用バス(10元/30分ごと)
  • 注意:夏の酷暑、飲料と日除けを。白っぽい長袖と帽子が半袖より実用的
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