上海科技館:世紀大道に建つ科学の教室
未来に向けた科学の殿堂
上海科技館は浦東・世紀大道2000号にあり、上海博物館・上海図書館と鼎立する。敷地6.8万平方メートル、建築面積9.8万平方メートル、2001年12月18日開館。本体の最高点は約40メートル。「天円地方」の意匠で、西に方形の塊、東に球体、その間をガラスの連廊がつなぎ、入口の前には広い広場が広がる。

認可から開館まで六年
構想は1990年代に始まった。1995年に上海市が事業を認可し、花木行政文化中心に用地を決め、設計はアメリカの設計事務所と上海現代建築設計院が共同で担当した。1998年前後に着工、2001年12月に一期が開館し、初年度の入館者は200万人を超えた。その後も拡張は続き、2009年に「探索の光」、2012年には中国で初めて最高級の観光地評価を得た科学施設となり、2023年には「ロボットワールド」と「地球の家」が改修された。

常設13エリアの並び
常設展示エリアは13、臨時展示室は2。内容は大きく三つに分かれる。一階は自然と生命で、生物の世界、動物の部屋、地殻の探検など。二階は人と科学技術で、情報の時代、ロボットワールド、探索の光。地下一階は子どもの科学園と映画館。全部見るには四、五時間かかるので、子ども連れなら二つの階に絞ってゆっくり回るのがよい。

並ぶ価値のある展示
一階の「動物の部屋」は標本とジオラマでアフリカの草原と熱帯雨林を再現し、最も時間を食う区画だ。二階の「ロボットワールド」では、ロボットがシュートを決め、パズルを解き、人と会話する。「探索の光」では高電圧放電の実演がある。地下一階の四次元映画館とドーム映画館は別料金で一回二十〜三十元、たいてい三十分前から列ができる。

子ども連れの注意点
ベビーカーは館内で使え、入口で借りられる。各階にバリアフリーのエレベーターと授乳室がある。地下一階のレストランは割高なので、向かいの商業施設へ食べに行く人も多い。平日は週末の半分ほどの混み具合で、九時に入って一階から見て、昼過ぎに二階へ移るのが最も楽な順路だ。

アクセスと時期
地下鉄2号線「上海科技館駅」7番出口を出ればすぐ。18号線「迎春路駅」からは徒歩約800メートル。バス640、794、983、浦東35は「世紀大道丁香路」に停まる。車なら地下駐車場があり約500台、1時間8元。月曜休館と、長期休暇中の週末を外すのがよい。

科技館の狙いは最初からはっきりしている。子どもが手を動かせる場所をつくることだ。45元と一日で得られるのは、階を追って自分で触れていく好奇心。普通の博物館との違いはそこにある。
実用情報
- 開館時間:火〜日 9:00-17:00(16:00 入館締切)、月曜休館(祝日を除く)。
- 料金:大人45元、学生22元、60〜69歳25元。70歳以上、身長1.3メートル未満の子ども、現役軍人、障害者は無料。IMAXとドームは1回30元、四次元と宇宙の映画館は1回20元。
- アクセス:地下鉄2号線「上海科技館駅」7番出口すぐ。18号線「迎春路駅」から徒歩約800メートル。バス640・794・983・浦東35で「世紀大道丁香路」下車。
- 車:地下駐車場約500台、1時間8元。
- ひとこと:子ども連れなら四、五時間を見ておく。一階から見て、週末と長期休暇は避ける。